

東京節足動物大学昆虫学部の折田教授が発見したイチモンジチョウ属の蝶です。蝶なのに「オレダケムシ」という毛虫としての名前には、その特徴が関係しています。鳥や他の虫などに捕食される毛虫が多いなか、それらの天敵が無視をしているかのようにほとんど見向きもされないことで非常に毛虫期間の生存率が高く、木陰を探せばすぐに見つかる一方、さなぎのまま成長が止まってしまい、くっついている木の葉とともに地面に落ちて腐葉土の一部となる個体が多く存在し、成虫になるものが少ないためです。また、成虫としての姿が同属のイチモンジチョウとは個体差レベルの違いしかなく見分けがつかないため、折田教授の研究発表後はオレダケムシの研究はほとんどありません。